入社3年目までに身につけておかないとヤバイ社会人のルール

入社3年目までに身につけておかないとヤバイ社会人のルール

著者 安澤輝香
秀和システムはページ数 224

社会人として、というよりも組織内での基本ルールが書かれております。
いかにグループ内でコミニュケーションを成功させるか、それらをどう週刊付けるか
其れが出来るかに重点を置きステップ式に説明をされてます。

『第1章 基本中の基本! すべての基礎となる社会人のルール』
では基本の基本、あいさつや指示の聞き方、応対の方法と言った
対人の基本あいさつ。
『第2章 あなたをサポートしてくれる応援団! 社内人脈づくりのルール』
においては、社内の各エキスパートを探し、如何に自身のコミニュティ
と出来るか。要は頼れる相手を探せるか。
『第3章 できる人がやっている印象度アップのルール』
こちらも社会人に限らず他にも応用できる基本応対。
移行同様にステップアップしながらの説明があります
『第4章 社会人必須! 理解され伝わりやすい話し方のルール』
『第5章 信頼度アップ! 「伝わった」と感じてもらえる聞き方のルール』
『第6章 社内ネットワークをハックして、情報通になるためのルール』
『第7章 思わず上司が納得するコミュニケーションのルール』
と以上7章構成です。

どんな事を習慣として、自身の考え方を相手にアピールするかなどは既に
日常的な基本作法ですね。
たとえば書かれている『社内での人脈づくりの際、挨拶は自分から
笑顔で行う』などは新人であれば当たり前な話。
だがこの様に本になるのであれば、それすら最近の新人は考えつかない
のでしょうか。
『挨拶の後に少しでも良いので会話を繋げる』、「暑いですね」などを
付け加える。これなんて友人との会話でもありそうな事柄です。
『社内で各専門的に詳しい人を見つける』、『自分を応援団してくれ
そうなコミニュテイを作る』、『飲み会や社内イベントには積極的に
参加をする。』
など基本の心構、本当に基本です。いや本当に。

ほかにも、連絡通達事項で呼ばれた場合などではペンとメモを忘れない、
手が離せなければ直に返事だけでもして、何分で向かうと伝える。
そんな基本ではあるがハッキリと他人からは教えてもえない項目を
七章各5〜8項目で説明してます。

これは覚えておくべきです、いや仕事が出来る云々依然の問題、
マナーに近い事項なのではないのでしょうか。

と書きましたが、これらは入社して上司に言われる前に気がつかねば
なりません。それこそ就職活動ガイダンスで話すべきです。
家族が『就職祝い』に送るのが最適でしょう。送られて困る訳がありません。
それらを知っているといないとでは心構えからして違うと思います。

お薦めな読み時
『入社前に必ず読む』が
お薦めです。


しかし『飲み会や社内イベントには積極的に参加をする。』が最近の
風潮では敬遠されてますからその点は社風に準ずるでも良いかと
思います。