「つらいから、会社やめます」が 言えないあなたへ

「つらいから、会社やめます」が 言えないあなたへ

心屋 仁之助 /出版社: 宝島社 207ページ

自身も先年、35年務めた会社を辞めました、理由は
『つらいから』ではありませんでしたので、この本に書かれている
解決法は試せませんでしたが、勤めている間に読めていれば
大変に参考になってのではないかと思っております。

人は仕事で大きく2タイプに悩みを分類し分ける事ができる
そうです。
貴方は仕事をする時、自分はどんなタイプなのか知っていますか。
それを知らないと適した解決法もわからないと思いませんか。
悩みの種類は人それぞれ、なので目指しているところも違います、

そして解決する場合も、みんなの到達点を同じにしては無意味なこと
だと説明してます。

それはそうですよね、価値観がまるで違うのに同じように
アドバイスされても万人にあてはまる訳もありません。

つい最近、家族がこの本、『つらい』と同じように
勤め先で『つらい』の状態に病んでしまい。

『もう会社辞める』『やめてもいい？』『もう無理！』の
愚痴を一月ほど聞き続けました。

ここで『頑張れ』『頑張れば後は良くなる』『もう少し我慢しなさい』
等のありきたりの助言は無意味と悟りました。
それはそうです、悩みの根底が解らないのに、仕事が「つらい」と
一括りに出来ないわけですから。

『家族』は分類すると感情的、ひらめき的に仕事をするタイプの様で
仕事が幾つか重なると理論的に対応出来ずパニックに、溜まる仕事を
処理できなくて『つらい』になったと理解できました。

『仕事』が終わらない、『頑張れば終わる』と自身だけで根を詰める、
『終わりそうも無いのに他の人に頼めない』、
『納期的に無理なのに断れない』。
等の『ダメ』『無理』『間に合いません』が理論的に
コミニュケーション出来ない。そして仕事を抱え込む人に成ります。

上司達からすれば、『相談してくれれば』、「なんでもっと早く言わないの』、
『始める前に相談しなさい』と結局のところ迷惑をかけてしまう訳ですが

これは物理的な『パワハラ』などは別として、自身のポテンシャルが
見極められない、自身の限界値が解らない、要望と処理できる量が
釣り合わない。とされる始めの『すりあわせ』が出来ない事が原因
『抱え込む人』は多分にこんな原因が多く占めます。
仕事量がその人の持つキャパを超えちゃうと感情的になりパニックに、
そうなれば理論的に考えらないので処理も出来ない、そして自分はダメだと
『負』に落ちたようです。

一応上司と話す際に、
おまえは新人なのだから『恥をかくのは当たり前』
『仕事は余裕をもって』『何事も先に擦り合わせをしなさい』『出来ない』
は早めに打合せと相談しなさい。と説明。

今は落着いているようです、この本タイプ分類は2つですが、
個人差含め悩みは細分化する訳です。でも理屈としては大変
あてはまる事例が多く、大変参考になりました。

同じような本は何冊も読みましたが、タイプ別との考え方は面白いですね
確かに個々千差万別、悩み所も人それぞれ、よく聞いてあげないと
本当の『つらい』の根底はわからないのかもしれません。
自身で俺はこのタイプと理解出来るならまだ安心かと思います。」

ただ感情的になっている相手にはどんな言葉も意を伝えられません
『この本読みなさい』と言って渡しても、まるで無意味です。

愚痴を聞いてあげ、相手が落着いたところで、貴方自身が『この本』で
その人に『必要な部分』を『要約』し『伝えてあげれば』よいのです。
その後、聞く耳をもってくれたなら『実はこの本読んでみる？』と
渡してあげれば読む気にもなりましょう。
そう感じました。

『仕事は余裕をもって』『何事も先に擦り合わせをしなさい』とは
最近の座右言葉。
ただ『本当』に他にやりたい事があるなら『辞めても良いよ』と
付け加えております。本当に真面目に考えているならです（笑

「つらいから、会社やめます」が 言えないあなたへ

内容紹介
最近話題となっているのが、職場での人間関係。
上司や部下との関係性に悩んでいる人や、努力が空回りして
成果を出せずに苦しんでいる人に向けた、
人気心理カウンセラーの心屋仁之助さんからのメッセージ。
人は大きく2タイプに分けられます。それぞれのタイプの
性質を知ることで、今自分が悩んでいることが、
いかに無駄だったのか……と、きっと笑えるはず。
職場で「どうして自分だけ……」と被害者ぶることなく
前向きに生きる秘訣を体得できる、心屋流指南書です。

内容（「BOOK」データベースより）
毎日頑張っているのに、なんだか全然ラクにならない。
報われない。そんな悩みを解決します。価値観が異なる人と
働く心屋式のコツ、教えます。

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