櫛・簪とおしゃれ:粋に華やかに、麗しく

『 櫛・簪とおしゃれ:粋に華やかに、麗しく』

細見美術館 (編集)/出版社: 紫紅社/ 168ページ

櫛・簪の中で、美術館に並べれている美術品と呼べる作品の紹介と
写真掲載。
写真を損なわない、くどくない説明と簡単なコラム。
櫛と簪になってはおりますが、櫛の写真が多いように感じます、
先日紹介の簪の書よりはアンテークな感じの物がおいでしょうか。

櫛、簪、この両アイテムは日本を感じさせる代表的な髪飾り
巻末の「昔画」を眺めても楽しいのですが、落着いた工芸とも
思える櫛の写真は何とも綺麗で素晴らしいです。

和装で髪が長ければ櫛を使う機会があるかもしれませんが
やはり洋装主体の現在ではなかなか見る機会がないでしょう。

機会がありましたら一読されてはいかがでしょう、楽しいですよ。



内容紹介
櫛・簪とおしゃれ(くし・かんざし)について 単なる実用の具を離れ、
女性の黒髪を彩る贅を尽くした装身具として発展した櫛 (くし)、
簪 (かんざし)。

澤乃井櫛かんざし美術館 (東京・青梅市) 所蔵の名品を江戸時代を中心として
昭和までご紹介いたします。象牙や鼈甲など贅沢な素材を用い、
日本のデザインと技術力を凝縮した、風流で粋な世界をお楽しみください。


DMM.com