WEB小説の… あれこれ

WEB小説投稿サイト… そう問われれば代表的なサイトは
「説家になろう」ですね。
当初は個人サイトでしたがが現在は法人サイトとなってます。

 以前、小説やCGなどの作品発表、表現の場は個々に自前のHPサイト等が
主でした。その頃はブログとホームページ半々位の
比率でしたが、現在は先で紹介した「なろう」に代表される閲覧サイトが
主現場となり、今は個で作品を並べているサイトはあまり見なくなりました。

 実際、わざわざ個人サイトを回り続編を読む煩わしさに比べれば
閲覧サイトで幾つもの新作が自由に読めるシステムはとても便利になった
ものです。CG(漫画)も同様ですね。

 まぁ個人サイトがそれらのお陰でアフィ集客出来なくなって来たのは
しかたの無い流れですね、閲覧サイトは逆にそれらで収益を上げなくては
いけませんから当然です。

 現在は小説なら「カクヨム(角川)」さんと「アルファポリス」に
先の「説家になろう」さんを加えた三本柱(?)。CG(漫画)なら
「pixiv」さんの一人勝ち。(あくまでも最速出版を目安、他にも20程の
サイト様が在りますが個人判断にて今回はふれず)

 WEB小説の公開閲覧が商業ベースと連動となった現在、書籍化されると
元のWEB小説が削除という扱いが結構出てきましたね。
「なろう」さんは極力「削除の対応せず」を決めておりますが
アルファポリス」さんは即消しなので個人で楽しむなら保存が
必然。「カクヨム」さんは出版には改稿前提なのか、元作品は
削除はされない方向です。

 読書中毒者にとっては更新比率が高く無償で読めるこれら閲覧サイト
は大変ありがたく、一日のネット閲覧時間の中何割かを占めるほどです
 しかし投稿数が多くなれば自然とランク分けされ、ポイントが上がらない
小説は書き手の意欲を奪い投稿離れや放置、新作に移行と、完結率は
低くなるわけですす。一旦投稿が滞ると再更新率は非常に低く、
数か月無更新の場合は「エターナる」つまり永遠の未完となる場合が殆どです。
 あと迷走、完結までのプロットが出来あがっていない作品は
如何に出版経験があろうと、勢いと思い付きネタに走り脇道に入り込みます
「なぜ此の展開?」「元に戻るには到底困難だろう」といつの間にか
「ジャンルの違う方向へ」となる場合が在りますね。
そんな作品に限ってWEBとは全然別な展開で書籍化されたりします。
それはそれで嬉しいのですが、その連載時点でマークを解除し読む事を
やめる作品は結構あります。
 いまの出版し易さ、青田刈りで即書籍化でもよろしいのですが
ちゃんと時間を掛け出版社さんによる校正の時間を十分に取ってあげる事も
大事ではないかと考える昨今です。今はラノベに限らず勢いがある時勝負な
商売気風と言いますか飽和地点ではないかと思うのですよ…

なにかつらつら書きましたがWEB小説に今後も幸が在ります様に
仕事で忙しい癖に、サイトで新作を見つけると現実逃避して読み耽って
しまうのが最大の悩みです(笑