映像化と表現への戯言

 個人的には書籍作品の映像化には賛成です、アニメも実写もです、
すでに業界は原作書籍+コミカライズ+アニメ化+キャラグッズ+キャラCD+
主題歌CD+他企業コラボ+BD、DVD+実写映画、更に売りたければ
二期制作… 以降エンドレスな状態。
円盤が売れないとその作品は無かったかの様に次を探してまたエンドレス…

実に多種多様な利害がツリーの様にぶら下る一方で消費する側は
腰を据えて観る事が出来ない不満がその都度発生しますね。
まぁ売り側主体ですから供給される側の意見はなく、判断基準は
売れたか売れなかったかのみ。大手がこれでもかと宣伝すれば
つまらない原作でもある程度は人気になるのはメディア主導での
情報操作の賜です。

話が迷走しましたが、それでも消費が拡大し業界に活気が出るので
あれば喜ばしい事です。だが最近はクオリティが落ちてきたと感じる
事が多く、無理に広げた為に飽和したのか人的不足かと多少の
不安は感じますね。

それと現在TVや新聞ゴシップ週刊誌などは情報操作された番組や
記事で溢れかえり本質を見定める事は困難な状態。せめて小説や
漫画それを元に展開する媒体では政治的ステマや情報操作を排した
物であって欲しいと切望しております。

 表現の自由は大切だと思います、ですがそれは何を書いても
「許されるんだ」と曲解歪曲されすぎですよね。