古本屋さんから購入

 新書を町の本屋さんやネットで購入する場合は値札等のシールが
書籍のシュリンク包装に貼られているので問題がありませんが
ブック○フ等のリユースショップでは直接書籍の裏に貼られている為
購入後のケアが必要です。

 PP加工されているカバーならば、軽くヘアドライヤーで温めた後
値札シールをはがして終了、まだ糊跡が残っていれば粘着性の弱い
セロテープなどを使い取り除き最後に軽く湿らせたティッシュペーパー
で拭きとってあげれば終了です。

 ただ紙質がPP加工されていない場合は意外と厄介で、後の糊の残りを
セロテープなどで取ろうとするとうまくいかない場合があります。
 そんな時思いの外便利なアイテムが糊剥がし剤、スプレータイプが
主流ですがお試しサイズの小缶物が数多く出回っている為簡単に
購入できます。

 用法は至って簡単、ターゲットの値札の上からスプレー。ただ事前に
要らない紙で噴出具合を試していれば出し過ぎも防げます。
 はがし剤も泡が残るタイプと液体のままがありますが値札シールを
満遍なく濡らせれば大丈夫。綿棒とティッシュペーパーがあれば
尚便利です。数十秒後には剥離を始じめますので付属のヘラで
表紙等を傷つけないように取ってあげればよいです。

 剥がした後は残っている剥離剤と糊の粕をティッシュペーパー等で
拭きとり終了。剥離剤は揮発します、メーカーによっては
意外と刺激臭の強い場合ありますから事前の試し作業は行っ方が
良いでしょう。
 その後仕上げに無水無水エタノールで拭きとってあげれば匂いも
剥離跡も綺麗になります。

ただ剥がし剤を再購入する際同じパッケージが見つからない事も多く
最低でもメーカー名は覚えていると似た仕様を買う事が出来ると思います。

 書籍によっては値札シールの上からヤケていて、剥がしたら下地が
白かったなんて事も結構ありましたね。剥離剤も何社か試しましたが
匂いの差や泡か液体かの違いもありますが概ね期待通りの用途に使えます。

 後は… 以前の「古本屋さん」だった頃は本に直接値札シールなんて
なかったんですけどね、それと買取額もそれ相応でしたね。
出版社が既にない「絶版本」なんてちゃんと調べて買い取ってくれて
いたものですが
今は{値が付けられないのでこちらで処分しておきましょうか?」と
言われた日には唖然としましたね(笑
古いタイプの「古本屋さん」が日々お店を閉める地方の現実では
ネットで古本を買うしか手立てはないのですが、それでもこの目で
見て購入できないので不満は拭えません。